みるきいらんど

「みるきいらんど」とは?

「みるきいらんど」は
赤ちゃん(0~3歳くらい)の
ための音楽教室です。

赤ちゃんはお母さんのおなかの中にいるときから「聞く」ことができるといわれています。
だから、小さなお子さんは音楽が大好き!

また、乳幼児の能力開発には「五感」を使った遊びが一番だといわれています。
みるきいらんどでは「見る」「聞く」「触れる」音楽によって、「音感」「リズム感」などの音楽的な能力は勿論、
「創造力」「集中力」「美的感覚」や「暗記力」「判断力」など様々な能力が育ちます。
(驚くのは「暗記力」。みるきいらんど卒業生は「暗記が得意」という子が多く
「社会の教科書などは一度読んだら嫌でも頭にはいっちゃうでしょ」という中学生も・・・うらやましいかぎりです。)

みるきいらんどのレッスン内容

1.体感音楽

まず「音楽を感じてほしい」それが体感音楽です。
子供たちが積極的に聴くことができるよう、音楽を絵本の順番のように紹介することにしました。「きれい」「楽しい」「こわい」などの感情との結びつき、音楽を「聴き分ける」ことができるようになると、より音楽が好きになり、心が豊かになります。

ステップ1
子供たちが大好きな「うさぎ」や「ぞう」を印象が強く、聴き分けやすい曲で紹介します。
赤ちゃんの絵本のように、ページを開くと一つの絵がはっきりしてるような感じです。ピアノ演奏を聴きながら、ぬいぐるみやキャラクター帽子などを使って自由に遊びます。音楽に合わせて動いても、動かずにぬいぐるみを使っても遊べますので、どんなお子さんでも参加しやすく音楽との良い出会いができます。また折り紙などを使った簡単な工作やお絵かきもします。(2歳でも折り紙、ハサミが使えることは後に大きな差になります)

ステップ2
短い物語を音楽に合わせて紹介します。登場するキャラクターと音楽が一致していますので、まだ言葉が難しい赤ちゃんにも伝わるようです。結果的に読み聞かせるだけでは難しい物語でも理解できるようになります。単語から始まった絵本にストーリーができてくる段階と言えるでしょう。

ステップ3
クラシックの名曲などを使ってより想像力を膨らませる遊びをします。どんな音楽も想像力を膨らませ「聴く」ことがることができるようになっています。音楽を聴き、感じ取ることができるうようになっていると言えます。絵本では文字が多くなって、想像してより楽しめるような感じです。
1年経つと小学校高学年で用いる「ピーターと狼」などの音楽も聴くことができるようになります。CMで流れていた「子犬のワルツ」を2歳でいいあてたり、3歳でミュージカルを一番前の席でおとなしくきくことができ驚かれたり、子供たちの能力の素晴らしさに驚かされます。また、大人では音楽として聴いていない音にも素直に反応しますので「この間お葬式で喜んで踊るから何かと思ったら木魚の音・・・こまちゃって・・でも確かに良い音ですよね」心が豊かになっていると感じます。

パーティー
毎年のイヴェントとして「夏祭りパーティー」「クリスマスパーティー」「春のお買いものごっこパーティ」を開催しています。グラスで乾杯したり、ドレスで踊ったり…子供たちはパーティーが大好き!少し上のお兄さんお姉さんとも遊んでルールも学びます。(小さな子が着るロングドレスやおもちゃのティアラが沢山あります。一番人気はもちろんピンクです)

2.音で遊ぼう
「打楽器であそぶ」
打楽器は赤ちゃんのおもちゃのひとつです。その打楽器を使ってリズムコピーをします。歌に合わせて楽しく鳴らすので大好評!
楽器の歌は「♪マラカス・マラカス・シャシャシャシャシャ~」といった楽器の名前と擬音しかない歌ですが、それが子供たちには覚えやすく好評なようです。しかしお家に帰って手を振りながら「シャシャシャ…」と一生懸命歌ってくれると「おしっこか?」とお父さんに言われる子も・・・

「ドドドのうた」
打楽器は赤ちゃんのおもちゃのひとつです。その打楽器を使ってリズムコピーをします。歌に合わせて楽しく鳴らすので大好評!
楽器の歌は「♪マラカス・マラカス・シャシャシャシャシャ~」といった楽器の名前と擬音しかない歌ですが、それが子供たちには覚えやすく好評なようです。しかしお家に帰って手を振りながら「シャシャシャ…」と一生懸命歌ってくれると「おしっこか?」とお父さんに言われる子も・・・

3.リズムで遊ぼう
「リズムにのって遊ぼう」
リズムカードを使って音楽に合わせて手を叩くコーナーです。小さな赤ちゃんのも人気のコーナーで、まだ「1、2、3、4」の数字がわからない子も数時を覚えながらノリよく手をパチパチたたいてくれます。数を教える役にも立っています。
(音符を数える時、指で「1,2…」と示すのですが子供も一生懸命真似をします。少し大きくなって「3」ができたときに自慢げな顔はカワイイですね)

「リズム唱」
上記から徐々に四分音符、四分休符、二分音符、符点二分音符、全音符の見分け、長さの違いを理解し音符を見てのリズム唱ができるようになります。
(長い音符だと手を合わせてたてに「たーあーあー」と振るのですが、お家で「あーあー」と言いながら拝むようなポーズになってしまい、お父さんが「またアラー神がでたよ・・・」)
(「うん」(四分休符)は手を大きく開くポーズで教えています。お母さんがお家でお子さんにお説教の最中「わかったの?お返事は?うんは?」というと「大きく手を開いて「うん・・・」1歳児のかわいいエピソードです)

4.ピアノで遊ぼう

どんな小さなお子さんもピアノの前に座って遊ばせます。赤ちゃんをピアノの前に座らせると鍵盤をバンバン叩いて音が出るのを楽しみます。ちょうど太鼓をたたいて音が出るのと同じような感じなのでしょう。そこからピアノの楽しさを教えてあげればとても良い出会いができます。

「自動演奏ピアノ」
体感音楽で遊んだ音楽がもう一度、目の前で鍵盤の動きを見ながら楽しめます。譜面台には楽譜ではなくイラストが乗り、鍵盤が動くだけでも楽しいのに、その動きを利用して紙人形などをおいてありますので子供達に大人気です。その興味の持ち方に「自動演奏ピアノはこの子たちのためにあるのだなあ」とつくづく感心します。

「手作り絵本とピアノ」
子供達の弾きたい気持ちを強めるため、仕掛け絵本を作ってあります。最初は見て楽しむですが、簡単な曲ですので徐々に弾く真似を始めます。

「ドドドのうた」
カード遊びから始まる「ドドドのうた」はすぐに弾けるピアノとなります。2歳児くらいなら教室に入会したその日に「ピアノが弾けた」という満足感が得られます。

「読譜へ・・・」
「ドドドのうた」から徐々に絵音符に移行します。慣れてきたら楽譜に移行し始めます(参考…くっきいらんど譜読み1)。譜面台のイラストと鍵盤を照らし合わせるのも子供にとってはむずかしい作業です。

みるきいらんど誕生の理由

私は子供のころピアノが大嫌いでした。

母はピアノの先生で、仕事が休みの時は音がなく気持ちがゆったりできました。
また、発表会で弾けたとしても「先生の子供だからね・・」と褒められもしませんでした。ピアノの先生を親に持つお子さんは共通の悩みかもしれません。そんな環境でしたが、他に取り柄もない姉も私もなんとなく音大に進んでしまいました。音楽を好きになったのは大学に入ったあとで、随分損をしてまったと思います。

さてその後、姉が赤ちゃんだった姪をつれて離婚して戻ってきました。この子にどうやってピアノを好きにさせようかと悩んでいましたが、まだお座りもやっとの姪をピアノの前に連れて行くと楽しそうに鍵盤をたたき始めます。
「赤ちゃんにとってピアノはおもちゃなんだ!」それから、姪にも好きな曲があると気づき始めました。聴くのであればドビュッシーやショパンも好みましたが、自分が弾く時は(ようするに私の膝に座って一緒に弾く?)服部公一先生の「動物園のピアノ」(音楽之友社)が好きで、よく楽譜をもってきました。おそらくピアノは「音の出る絵本」だったのでしょう。

そこで私は「音楽を絵本のように与える」ことを考えたのです。昔から赤ちゃんと「絵本」の出会いは同じです。まず「りんご」「ぞう」など名詞的ではっ きり一つがわかるもの。次に短いストーリー、それからだんだん複雑で長いストーリーの本に移行するのです。ですからピアノもキャラクターがわかるも印象的で名詞的なもの、次に短いストーリー、想像が膨らむ豊かな音楽に移行すると分けてみました。すると1歳児でもしっかり聴き分けができ想像力豊かな子に育つようになりました。

それが「みるきいらんど」という音楽絵本になり音楽之友社から出版されましたが残念ながら今はありません(勿論、今でもこれをベースにますます進化した教室になっています)。
他に赤ちゃんの大好きな打楽器を取り入れたり、音符にも慣れ親しんでもらおうと思いました。テレビの幼児番組の構成を模しキャラクターを作り、小さなコーナーを組み合わせたレッスン構成にしました。つまり、赤ちゃんが「好き」なものを集めた音楽教室が「みるきいらんど」なのです。

最近思うこと・・・

私の教室の生徒さんのほとんどが「みるきいらんど」「くっきいらんど」出身です。 ですから皆、いつピアノをはじめたのか?いつ私に会ったのが覚えていません。

そして、最近気づいたのですがみんな 学校の成績が良い子がほとんどです。
また、「暗記が得意」とい子が多いのには驚かされます。ドイツ在住の姪は「中学校の時は社会の教科書は一度読めばみんな覚えられた」と言っていますが、それに近いお子さんが多くいます。すごいですね!もっともこの教室を作った私は暗記苦手です・・・
音楽はなるべく早く始めてください。そうすれば、大きくなってからの勉強はずっと楽になるはずですから・・・

ということで、少しでもはやく音楽と触れ合うことが出来ればと思い、「みるきいらんどで大好評のオリジナル曲「ドドドのうた」の楽譜等を掲載させていただくことにしました。
よろしければ、ご活用ください。

ドドドのうた

「ドレミファソ」という言葉は小さなお子さんにとってはなかなかむずかしいようです。そこで「ドドドのうた」というものを作りました。

カードを使いカルタ取りのように遊んだり、ドレミ鍵盤を使ってピアノに立てかけて実際に音を出して遊びます。

「ドドドのうた」の楽譜とカード、ドレミ鍵盤を掲載してみました。
是非お試しください!

  • ドレミカードであそぶあやちゃん(2歳)

    「みるきいらんど教室」のあやちゃんにドレミカード遊びの様子を撮らせていただきました。ただ私の素人撮影が上手くいかず、3回も撮り直しをしたので、いささかノリがわるくなっています(あやちゃん ごめんね・・・)

  • どれみ鍵盤で「ドドドのうた」を弾く
    あやちゃん(2歳)

    「ドドドのうた」を歌いながら、演奏してくれています。こちらも撮り直しが多くい今一のノリです。でも、ちゃんと鍵盤をわかって押しているのがすごいですよね!あやちゃんはもう一曲「にゃーおん」(みるきいらんどオリジナル)という曲も弾けます。

仕掛け絵本楽譜
「にゃーおん」

飛び出す絵本のような楽譜を作りたいと考えました。子供達には大好評で教室にはいくつか手作りの楽譜があります。
その中の一つ「にゃーおん」をダウンロード印刷して使えるように工夫してみました。

小さなお子さんでもピアノを弾きたいと思うことができますし、指運びの練習になります。
ぜひお試しください!

使い方は動画をご覧ください。
動画はあやちゃん(2才)とお姉ちゃんのことねちゃん(6歳)です。


  • にゃーおん ことねちゃん
  • にゃーおん あやねちゃん